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豊能障害者労働センター拡大移転基金500万円基金よびかけ文

鳥は大空へ 人間は社会へ

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1986年10月 河野秀忠

ブログ・恋する経済
恋する経済オリジナルTシャツ
箕面市障害者雇用制度と豊能障害者労働センターが朝日新聞に紹介されました。2011/6/27
story.NO.2
少年とその母親が市役所のガラスのドアをみつめていた。
story.NO.3
Yさんが、労働センタ−のかたむいた戸を開けた
story.NO.4
ボブ・マーレーは、あなたにこそ歌っていた。
story.NO.5
事務所の拡大移転
story.NO.6
山田太一さんも小室等さんも、桑名正博さんも小島良喜さんも。
story.NO.7
売り上げみんな被災地の障害者に持っていこ」
story.NO.8
平和を願う心が自立経済を生み出す活動につながることを、ガンジーが教えてくれた。
拡大移転基金500万円基金よびかけ文 河野秀忠
1990年・念頭所感 河野秀忠
1991年・念頭所感 河野秀忠
1992年・念頭所感 河野秀忠
15周年プラス・ワンパーティー・パンフレットより 河野秀忠
さよなら二十世紀
21世紀の子どもたちへ
カレンダー
「やさしいちきゅうものがたり」
みんなでつくる春のバザー
平和を願うメッセージ
豊能障害者労働センター
30年ストーリー
ゆめ風基金とわたしたち
永六輔・山田太一・筑紫哲也
恋する経済のススメ
エッセイ&制度
1947年の手紙
「積木」編集分室

 
1980年、はなばなしくむかえられた国際障害者年のただ中、ひとりの脳性マヒといわれる障害者が、障害者用の学校、養護学校のなかから自分を拒否する世間をにらんでいた。
 彼には、彼を受け入れ働き、労働と生活を共有する場が用意されていなかった。彼の労働には、手垢にまみれた労働感によって(賃労働に見合う能率的な労働こそが社会を構成する要件である)けっとばされ、車イスの上で身もだえていた。

 彼は考えた。能率的な労働とは何だろうか?働くことによってしか市民生活を形づくられないとしたら、働けない俺は何だ。
 俺は、市民でも人間でもないのか。
 学校では、人間の本来的尊厳を教えてはくれたが、それはどこにあるのだ。あたたかいはずの市民社会の住民の俺を見る目の、あの冷たさは何だ。
 学校のバリアーの外では、人間が労働しているのではなく、労働が人間を働かせている。
 俺は、人間の労働がしたい!

 こうして、1981年に借金に借金を積み上げ、豊能障害者労働センターは、傾きかけた借家を船にヨロヨロと船出した。
 あれから5年、その航海は、人間のミレニアムを夢見てうまずたゆまず続けられている。
 この船に乗り込むクルーは、様々な市民、住民運動にかかわる人、差別と真っ向から向き合うひと、平和や愛を求める人、労働者の団体ね障害者にかかわる人と増え続け、大きなウネリとなって船を進め、今日もあなたの住む街を、心よ、夢よ、冒険よ、愛よ、明日よと航海している。

 決して波が緩やかな日ばかりではなかった。
 航海長ともたのむ愛しい人を、死によって奪われ、涙が枯れたときもあった。資金という燃料が途絶え、停戦しかけたこともあった。
 人と人とのしがらみのなかで救命ボートを去った人もいた。しかしいつのときも悲しみや辛さかの荒れる海から、我々を救い出してくれるのは、人としての尊厳を大切にする友人であった……。これからもずっとそうである。

 今や、全ての友人との共通の我々の船は、この豊能の地において全ての障害者と人間に関わる行為と営みの母船となった。我々の航海が地域と職場を変え、新しい航路を切り開いたのだ。
 我々は元気だ。我々の勇気と自由のオールは、人びとの息づく世界のすみずみにまで我々をいざなう。そして、世界を人間と愛とでカラーリングする。
 我々の旗印「人間まるごとの労働で、食える賃金を!」が青空にクッキリとひるがえっているのを、あなたには見えたか!

 5年目の航海の朝、我々のめざめの前に、巨大な嵐が見える。福祉切り捨ての大行進が、おしひしがれた世間の谷間が「障害者は、甘えるな。金を出してサービスを買え」と吠える。
 我々がいつ甘えたか。断じて言う「長い歴史のなか、障害者を甘やかしたときが一瞬でもあったか。障害者の現実を直視して、市民の良心が痛まなかった季節があったか」と……。
 我々は急がねばなるまい。我々の船とクリーの祭りを準備せねばならない。
 我々には、新しい船が、強くて大きい船が必要だ。
 多くの人びとの心と暮しのよりどころとなっる広い船が!

 豊能障害者労働センターは、1987年、匂い立つ春に、航海5周年拡大移転を実現しようとしています。この壮大な事業には、造船をともに担うあなたの、私達の、心とからだと夢とパトスが求められます。
 サァ、大きな船を一緒に創りましょう。ヨイショとあなたの太い腕と赤い血を私たちの造船所へ!

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