カレンダー「やさしいちきゅうものがたり」 ラストストーリー

2006年版から17年に及ぶ長い間、たくさんのひとたちに愛されてきたカレンダー「やさしいちきゅうものがたり」は2022年版が最後になりました。ほんとうに長い間、毎年毎年の想いをこめてイラストを描き続けてくださった松井しのぶさんに、感謝の気持ちをどう伝えればいいのか言葉が見つかりません。

毎年6枚で17年間、102枚ものイラストを描いてくださったことになります。その間、本来のイラストのお仕事も数多くされていたと思いますし、毎年の構想から作成・校正まで、長い時間を拘束することになり、最初に声掛けさせていただいた者として大変申し訳なく思っています。
松井しのぶさんのライフワークは絵本などもう少し違った世界にあると思っていましたから、ずいぶん創作の芽を摘んでしまったと後悔しています。

しかしながら、松井しのぶさんの世界感が広く豊かであるからこそ、描き残してくださった102枚は単なるカレンダーのイラストにとどまることはありません。
世界のいたるところから聞こえてくる子どもたちの悲鳴と理不尽に失われていくおびただしい命に心痛めながら、だれひとり傷つけない平和と、自然との共生を願う松井しのぶさんのイラストは、わたしをはじめ数多くの人々に勇気を届けてくださいました。
松井しのぶさん、ほんとうに長い間ありがとうございました。

「やさしいちきゅうものがたり」のラストストーリーとともに、
2022年が誰にとっても良い年でありますように…。
細谷常彦

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