わたしが議員になった理由(わけ) バックアップセミナー北摂

過酷な戦争を体験し、焼け野原となった大阪の町に立ち、「戦争は絶対にしてはいけない」と誓った一人の高齢者の提案から、2016年、「ピースマーケット・のせ」を開くことになりました。世界の平和を能勢から発信する、という高邁でもあり少し傲慢だったかもしれないわたしたちは、すぐに能勢の住民から大切なことを学びました。
それは、この町にあふれる緑と川、里山の自然の恵みと、それを何代も引き継ぎ守ることで遠い未来のこどもたちの生きる場をつくってきた能勢のひとびとの矜持と願いからしか、世界に届く平和も言葉もないということでした。
ピースマーケット・のせの実行委員だった難波希美子さんはそのことを学ぶことでたくさんのともだちと出会い、話し合い、「まずは能勢から」その思いを能勢町議会に届けようと決心しました。
町議会議員になった彼女がどんどん進化していく様子をすぐそばで見ていて、ピースマーケット・のせがひとつの果実をつくったことを実感します。
政治と暮らしがもっとも近いところにある地方議会から民主主義を作り直すことが求められている今、吉高裕佳子さん、谷正光さん、難波希美子さん、それぞれの「議員になったわけ」と「議員になって何をしたかったのか?それはできているのか?」を語っていただくことは個々の体験からわたしたちの暮らしと政治の交差点を見つけ出すきっかけになるとでしょう。

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