平和は訪れたのか?イスラム国(IS)後の人びと・玉本英子さんの取材映像報告

そして、新しい一年が
銃弾が飛び交う窓から空を見上げるこどもたちにも
焚き火の音がひびく広場から星をかぞえるこどもたちにも
しあわせな年でありますように
世界中のありったけの愛をかき集め
涙をながし手をつなぎ、歌おう
ぼくたちのクリスマスソング

12月15日の「平和は訪れたのか?イスラム国(IS)後のイラク、シリアの人びと・玉本英子さんの取材映像報告」は60人の方々に参加していただきました。能勢町民をはじめ、近隣の町からも来ていただきました。
玉本さんは中東の紛争地を長年取材し、家族や友人、恋人のいのちまでも奪われる理不尽な暴力にさらされる人びとに寄り添い、講演やメディアを通してその過酷な現実を一人でも多くの人に知らせる一方、理不尽な暴力と悲しみと怒りの連鎖を断ち切るために国際社会とわたしたちに何ができるのか、問いかけて来られました。
今回の報告ではISの支配の下での公開処刑や性暴力などの虐待の事実を映像と共に話されました。くわしくは豊能町のTさんのブログをご覧いただければ幸いです。
テレビなどの情報にとどまってしまいがちな遠い地域の悲惨な現実が、玉本さんのお話によって身近な問題なのだと実感できました。それはわたしたちの社会でそんな昔でもない時代に現実に引き起こされた暴力であり、これから起らないと言い切れない現実なのだと思いました。そして、がれきに囲まれたこどもたちのひとみに映る青空と同じ青空をわたしたちが見ていることの残酷さの一方で、玉本さんを通してわたしたちとその子どもたちがつながっていけることもまた、教えてもらいました。
ひとは昔、峠の向こうで起こっていることを瞽女や門付け、琵琶法師、旅芸人、薬売りなどから知ったと言います。玉本さんのお話を聞きながら、わたしはジャーナリズムもまたその一つで、肉声で語り伝えられてきたものがある時、より多くの人に一斉に伝えるためにラジオやテレビが発達し、マスメディアになったのでしょう。
今や情報の洪水にのまれ、ほんとうに大切な情報を知ることが困難な時代だからこそ、玉本さんをはじめとするフリージャーナリストの存在がどれだけ大切かを身に染みて感じた報告会でした。
玉本さんをはしめ、この報告会のために多くの時間を費やし、応援してくださったみなさんに感謝します。

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