カレンダー「やさしいちきゅうものがたり」原画展2

いよいよカレンダー「やさしいちきゅうものがたり」原画展が始まっています。初日の昨日はあいにくの雨でしたが、80人ほどの方々にご来場いただきました。会場は箕面のメイプルホールのロビーで、画廊のようにきっちりとした照明もなく、パネルは紙で汚れをかくしたものの、支柱の塗料がはがれ、とても満足のいくところではありません。また、なにかと制約の多い公共施設のロビーですから、イラストをゆっくりじっくり観るには不向きですが、経費をあまりかけられないことなどから作者の松井しのぶさんにお詫びと共に了承していただき、開催することができました。その一方で、通りがかりの人や別の目的で訪れたひとにとても喜んでいただきました。一人の女性は「思わず涙が出てきました。絵で泣いてしまったのは生まれてはじめてです」と、これ以上の言葉がないほどの賛辞をいただき、ほんとうにうれしかったです。7年前に松井さんのイラストを見た時の感動がよみがえりました。それからいろいろあったけれど、いまこうして豊能障害者労働センターのスタッフが一生懸命準備をして、この原画展を開いてくれたこと、そしてなによりも毎年イラストを描いてくださっている松井しのぶさんに感謝します。観に来てくださった方に42枚のイラストからとくに気に入ったイラストを2枚選んでいただき、投票数の一番多かった作品を来年のTシャツにする企画が大当たりでした。投票用紙を持って何度も観ていただくことになり、投票箱に入れてからもコメントをいっぱいいただきました。この原画展をきっかけに、このカレンダーがより多くのひとに愛されることを願ってやみません。7日、8日はメイプルホール小ホールで、豊能障害者労働センターのTシャツなどのデザインとなった障害者スタッフのイラスト展を開きます。そして8日の土曜日は被災障害者救援バザーも開き、春の大バザーとはまた趣のちがう、芸術の秋らしいイベントになります。お近くの方はぜひ、お立ち寄りください。

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