2012年能勢の秋

  能勢暮らしをはじめて早1年と4ヵ月が過ぎ、2度目の秋になりました。ことしは暑かった夏から急に冷え込んだせいかどことももみじがきれいと聞きますが、この辺りは箕面のようにもみじは少なく、まわりの里山は真っ赤ではなく、緑を背景にオレンジ色、そして、茶色のグランデイションへと足早に色をぬりかえました。
 11月19日には能勢妙見口から妙見山行のケーブル前バス停を通り過ぎ、有名な黒川の里山のまわりを散策しました。いままで妙見山の山頂へは何度も行きましたが、黒川の里山には行ったことがありませんでした。
 大きな里山で、この頃は寒い日もけっこうありましたがその日は風がやや強く吹いていたものの気温は高く、とてもすがすがしい一日でした。
 このあたりの秋のスポットは ほんとうにたくさんあることにうれしくなりました。 

 
 黒川公民館から妙見口まで帰る途中、黒川さくらの森の方につづく山道を途中まで歩いてみました。おそらくこのあたりの多くがそうであると思うのですが、個人の方が管理されている山で、少し上るとだんだん畑が広がっていました。途中にも桜の木が何本もありました。

 来年の春、もう一度ここに来て、今度は一番高いところにまで上ろうと思いました。
 そして、行きしなに通りすぎたはずなのに気づきませんでしたが、妙見山のケーブルがあるバス停の近くに見事な紅葉のスポットがあり、今年一番の紅葉の写真になりました。

 わたしも能勢での暮らしになじんだせいか、今年は昨年よりも秋のパノラマがひときわ美しく感じられます。四方八方どこに眼をやっても秋がいっぱいで、とても幸せな気持ちになる一方で、今年は大切な友人や恩人がなくなったこともあり、眼が痛くなるほどの秋の色がひときわ心にしみこんでいきました。

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