日本共産党の演説会に行きました。

田村智子議員
健康で文化的な生活…、食事ができてお風呂にも入れて、清潔に暮らせる、そういう当たり前の生活がたちゆかない時には、生活保護はあなたの権利です、誰にでも認められているあなたの権利です。ためらわずに相談し、申請してほしい。わたしはこういう広報を政府がコマーシャルもやって、呼びかけるべきだと思うのですが、いかがでしょうか総理。
安倍内閣総理大臣
当然これは田村議員がおっしゃるように、文化的な生活を送る権利があるわけですから、ぜひためらわずに申請していただきたいと思いますし、われわれもさまざな手段を活用してですね、国民のみなさんに働きかけをおこなっていきたい。
田村智子議員
住まいを失ったり所持金がゼロになる前に相談してもらえたら、生活の立ち直りができるという声がいっぱ出てきてるんですよ。これまでの福祉行政をこのコロナの対応で大きく変える必要がある、このことを求めまして質問を終わります。
(6月15日 参議院決算委員会)
7月23日、箕面市民会館(グリーンホール)で日本共産党演説会が開かれ、参加しました。ますだ京子さん、中西とも子さんの2人の市民派議員をゲストに、共産党の神田たかおさん、名手ひろきさん、村川まみさん、市長候補の住谷のぼるさん、そして応援に駆け付けた共産党副委員長・参議院議員の田村智子さんのお話を聞くことができました。
箕面の友人と待ち合わせをしていて、入場するには検温と消毒、そしてマスク着用、ホール内は人座席ずつ開け、コロナ感染防止が徹底されていました。
時間になり、最初に登場されたのは保育士の男性で、熱中症対策として屋外温度が28度になると部活動も含めて禁止という「暑さ指数28度」が、子どもたちの運動不足とゲーム漬けの一つの遠因になっている、特にプールに入れるのは肌寒い日だけとなっていると話され、そんなことになっているのかと驚きました。
共産党の演説会に参加することがあるなんて、数年前までは思いもしませんでした。中央集権的で上位下達な組織形態に思えたり、障害児教育の在り方で共に学ぶ教育を求めるわたしたちと、養護学校での別学教育を求める共産党の組織とは相いれない時代が続きました。しかしながら、少し前になりますが沢口靖子が主演した映画「東風の風に吹かれて」では、地域の学校で子どもたちが共に学ぶすばらしさが描かれていて、時代は変わったと思いました。また、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに、誰一人取り残されることのないように共に救援活動をすることも多くなったことも、かつてのような机上の空論に過ぎない論争をしてる場合じゃないと思うようになりました。
ここ最近、全国各地の現場では早くから共に活動をしていこうとする動きも定着してきた中で、わたしは共産党が党利党略ではなく野党共闘に真摯に取り組んできたのだと思います。その動きを後押ししているのが地域の担い手たちで、箕面では神田さん、名手さん、村川さんの絶妙なチームワークで、地域での理不尽な出来事に立ち向かいながら、共にたたかう市民派議員とも連携し、市民ひとりひとりと心を開くところから人権、平和、福祉のまちづくりを進めるようになってきたのでしょう。
それらのひとつひとつが住谷のぼるさんを市長に押し上げる力になっていくのだと思いました。ひとりひとりの力も声も小さいけれど、そのひとつひとつが精いっぱい手をのばして、箕面の空を希望と安心に満ちあふれることを願っています。
そして、最後に田村智子さんが登場し、テレビの国会中継で見た通りというか、生のお話はよりソフトなんだけど聞く者を勇気づける素晴らしいお話でした。こんな風に話されたら、安倍首相も勇気づけられ、「生活保護は国民すべての権利」と思わず言ってしまったのかも知れません。
田村智子さんのお話については次の記事にさせていただきます。

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