カレンダー「やさしいちきゅうものがたり」の原画展

昨日の午前中、カレンダーの原画展を開くメイプルホールで、豊能障害者労働センターのスタッフといっしょにパネルの配置をしてみました。カレンダーの原画展をすることを決めたのはずいぶん前でしたが、その間に震災が発生し、救援バザー、救援Tシャツと、忙しさに追われている間に開催まで2か月となってしまいました。
アートイベントをするのはほんとうに久しぶりなこともあって、なかなかエンジンがかからなかったのですが、実際に会場でパネルを配置してみて、やっと具体的なイメージができました。
松井しのぶさんのイラストによるカレンダー「やさしいちきゅうものがたり」の原画は2006年版から来年の2012年版まで、すでに42枚になりました。道具が足りず、パネルにはかけられなかったのですが、サンプルで持ってきた2006年版の原画をパネルにあわせてみて、42枚の原画をあらためてかかってみなさんにごらんいただけると思うと、とてもわくわくしてきます。
カレンダーの事業は関西を中心にした障害者団体が運営資金をつくりだすために1985年版「季節のモムたち」(イラスト・吉田たろう)からはじめました。その間に仲間の団体の多くが障害者作業所から生活支援の事業所になり、組織的にもNPO法人や社会福祉法人となり、自主事業で運営資金をつくりだすことがなくなってしまいました。その流れは今もまだ続いていて毎年本数が減少し、イラストを描いていただいている松井しのぶさんに申しわけなく思っています。
その傾向はまだつづくと思いますが、反対に松井しのぶさんのファンの方も増えていて、豊能障害者労働センターから直接お届けしている本数は2年前から増えている他、豊能障害者労働センターの後援会員(プラスWe会員)へのプレゼントも大変喜ばれています。これからはもっと直接お届けできる方々を増やし、応援していただくことでカレンダー事業を広げて行きたいと思っています。

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