妙見さんの紫陽花

久しぶりに妙見さんに行ってきました。今年は春に猪名川町の桜並木を見て、あくる日に妙見さんの桜を見ようと言っていたのですが、孫が熱を出したという連絡が娘から入り、妻が急きょ行くことになり、妙見さんの桜は来年のお楽しみとしました。 それ以後、仕事が忙しくなり、5月は一度も行けませんでした。仕事もひと段落し、豊能障害者労働センターのイベントも無事終わりましたので、ようやく自由な時間をつくることができました。 能勢電鉄の妙見口からケーブル黒川駅まではゆっくりと歩き、ケーブルで山上付近まで上がると、そこから山頂まではリフトが動いています。 そのリフトで山頂に上がる途中の斜面に紫陽花が咲き誇っていました。

 紫陽花は漢字の名前そのままに、太陽が梅雨空に繰り広げる光のグランデーションの破片のようです。可憐というにはにぎやかで、華やかというには少しさびしい…。赤から青へと移り行く雨の化身は、梅雨空のすきまからこぼれおちる夏の予感なのでしょうか。 今日はいつものお気に入りのお店は閉まっていて少し残念でしたが、梅雨の合間の晴れ間に恵まれ、とても静かで落ち着いた休日となりました。能勢の自然に感謝です。

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